パフェというのは四季の魅力を感じられる日本で熟成された存在らしい。
パフェ評論家の斧屋氏著の『パフェが一番エライ。』を読んだ。
なんと奇妙で甘い本であろうか……! |
税込み1980円……。
基本文庫本しか買わない僕にとっては少々おいしくない値段であった。
しかし、数ページ読むだけで元はとれました。
この人、斧屋氏は文章を書くのが上手い。
頭に斧屋氏の考えがすっと入ってきました。
入門的なパフェの知識、例えばカラトリーや簡単なパフェの構造について良く知ることができた上に写真でももちろん楽しめる。
こういった本では、少々奇妙な例が出されるのであろうが、想像を絶するパフェの紹介には驚いた。こうも見た目だけで見た者を圧倒するパフェがあるのだな……。
斧屋氏によると、パフェを食べることは、ただ単に食べることではない。自分との対話やあれやこれやと思考を巡らせることでもあるのだ。
「ラーメン好きはラーメンではなくて、情報を食べている」などとよく言われるが、彼の言う通り、たしかにパフェを食べることも情報を食べることになる。
いや、僕にとってはパフェだけでなく、ハンバーガー、ケーキ、ステーキ……etc……好きな食べ物を食べるとき、情報も食べている。
そして、意識が幻想的な世界へ旅することもある。
食べることへ関しての自分の意識について、「ハッ」と気づかされることも多いうえに、新しい考え方も頭に入ってくる素晴らしい本でした。
1980円どころかその倍以上の価値がありました。
本当に買って良かった本です。
甘いものが好きな人は是非手に取ってほしいです。
さて、この本でロイヤルホストのパフェについて触れられていました。
ロイヤルホストの期間限定パフェはパフェ入門にとても良いらしいです。
ちなみに僕は大きく分けて3種のフルーツのパフェ(全部期間限定でした)をロイヤルホストで楽しんできました。
ロイヤルホスト、ちょっとお高いですが、スイーツならけっこうコスパが良いと感じます。パフェならパフェ専門店に比肩するようなクオリティーで専門店よりも値段が安い。
ロイヤルホストの新作パフェは必ずチェックするようにしてます笑
これは初めてロイヤルホストで食べたいちごパフェ。
イチゴですので、少々値が張りましたが(それでも1500円ほど)とっても素晴らしいパフェでした。みずみずしくてたまらない。
これは春に楽しめたマンゴーパフェ。
マンゴーならではの甘さがたまりませんでした。
おそらく上等なマンゴーを使用していたと思いますが、それにしてはコスパが良すぎるだろ……おいおいおいおいおい!
マンゴーだけでなく、中ほどの層に入っていたミントの葉が凄く良いアクセントになってました。人生で初めてミントを純粋に美味しいと思えました。
ロイホといえば、ブリュレパフェ。
どのフルーツもブリュレパフェにします。
驚くことなかれ、このブリュレパフェはフルーツが何であっても1000円以下で食べられます。
このメロンのブリュレパフェはグラニータという、かき氷のような物も入っていて、夏にピッタリな食感も楽しめます。
また近いうちにロイホにパフェを食べに行きます笑
みなさんもどうでしょうか笑